沖食堂

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2010年、新年明けてのラーメン第一弾は、久留米からスタート!老舗の食堂系ということで、丸星ラーメンやひろせ食堂のような昔味を想像して、今まで遠慮していたのですが、某サイトで「一度は食べておくべし」と書いてあったのを機に、いってみる事に。
場所がチョットわかりづらいのですが、JR久留米駅の駅員さんに訊くか、交番に訊くのが一番。丁寧に教えてもらえます。それでもよく判りませんので、明善高校を目指してください。高校の裏にあります。
ちなみに、駐車場はお店を通り過ぎて、少し先のところに20台くらい停めれます。

既に店内は満席で、2~3組の待ちがでてました。
壁には「ラーメンの沖食堂創業一九五五年」のタペストリー(?)とボクシング選手の写真(誰?)と「すみませんが人手不足のためお茶冷水はご自由にお飲み下さい」の貼り紙が。
確かに忙しそうだ、、、
でも、お店の方の気配りや挨拶なんかは好感持てます。

カウンターが2人分空いたので、テーブル席待ちのお客さんを抜いて座らせてもらう事に。
調味料は、紅しょうがとコショウくらい。辛子高菜はあるけれど、一皿50円。。。
壁にかかったメニューを眺めると、定番の焼きめしの他にうどんのバリエーションが多く、うどん、肉うどん、卵うどん、支那うどん(って何?)など。他に牛丼なんかもあって、実にミステリアス。。。

そんな事をボンヤリ考えてると、焼きめし440円がやってきました。
茶碗二杯分くらいあって、ボリュームは満点!
ただ、味はアッサリ目で、まぁ、定食屋らしい味。
しかし安いね。この日も明善高校らしい学生さんが続々入ってきました。

そしてラーメン380円。
見た目、これぞ久留米!といった王道の姿。
味はどうなんでしょう。スープを一口、、、ふぅむ、昔っぽい味なのですが、コクもあってホッとする味です。麺の方は中太麺でとても柔らかく、ズルッというよりチュルッって感じ。チャーシューは薄切りで脂っぽくはなく、どちらかというと淡白。これに久留米ラーメンを象徴するゆで玉子と海苔。
ここまでは普通だったけど―――
食べ進めていくうちに、なんかホントに懐かしさに満たされるというか、冒頭にも書きましたが、あまり懐かし味は共感できなかったのですが、これは個人的にツボ。これが久留米ラーメンだったのね。
今まで久留米で食べたラーメンの中で、久留米ラーメンらしさと味の総合評価でナンバーワンと瞬間的に確定しました。
今度来た時は、うどんと牛丼食ってみようっと。

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