久留米ラーメン 清陽軒

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今、久留米で一番熱い店として注目を浴びている店―――それが「清陽軒」。
歴史は60年ほど前に遡る昭和26年に屋台としてオープンし、店舗を構えたり支店を出したりしたが、4年前に暖簾を下ろすことに。その後、有志が集まり復活プロジェクトが発足(この辺がまた久留米らしいといえば久留米らしい・・・)、ところが、復活を目前に創業者が他界。そして、昨年、見事復活!というドラマのような話。そんな熱い支持者をがっちり鷲掴みな感じの清陽軒ですが、果たしてそんなにまで美味しいものなのか。いざ、たのもぉ~!
それにしても、梅雨明けが宣言された日とあって、素晴らしい青空です。

おっと、これは・・・屋台!?
じゃなくて、入口は屋台風。でも、後ろの建物も店舗なのです!スゲ!

暖簾をくぐると、、、おっと、これは・・・屋台??
じゃなくて、これも演出。お玉をぶら下げてみたり、どんぶりをカウンターに乗せてみたり、裸電球の先に創業者の二人の写真を配してみたり、なかなか芸が細かいやん。

こちらが店内。広いっ!!奥にも座敷があったりするわけですが、一体、何名収容可能なのか?スタッフも結構沢山いるのですが、これだけの広さなのでとても忙しそう、、、でも、店員さんは接客の対応も良く、注文の品は案外早かったです。

ラーメンは「屋台仕込み」と「すっぴん」の二種類。それぞれ「こってり」と「あっさり」のようです。その他に焼きめし、餃子、からあげ、、、全部好物やん!

お得なセットメニュー。1番から7番まであります。オーダーは5番のラーメン+餃子10コで790円と7番のラーメン+焼きめし+からあげ。
コホン、つまり、全部食べたかっただけです。。。

気を取り直して調味料ですが、今まで紹介してきた中で恐らく最多と思われる薬味の数々。手前から順に、こがし唐辛子、辛子高菜、焦がしニンニク、紅しょうが、ごま、こしょう、ミルに入っているのはブラックペッパーです。全部投入したらどんな味になるんだ??

餃子です。嫁はんは「なんか水っぽい」と不評でしたが、個人的にはツボでした。中の野菜のシャキシャキ感がたまらんです。大きすぎず小さすぎないサイズもグー。

焼きめしです。こちらは想像どおりというか見たまんまの味。美味しいのだけれども平凡ですかね。餃子のようなインパクトが欲しかった。

からあげです。お肉がとても柔らかくて、しょうがの風味が効いてて、いや、効きすぎているというくらい風味豊かで、個人的にはとても美味しいと思いました。欲を言うならレモンが欲しかった。

さて、やっと本題。こちら「すっぴんラーメン」。コラーゲンがたっぷり入っているらしく、いかにも女性をターゲットとしているのがミエミエな一品。見た目どおり、かなりアッサリ。最初、全然物足りなかったのですが、薬味の焦がしニンニクや紅しょうがなどを少しづつ入れていくと、あら不思議!なんとなく味に深みが出るというか好みの味になっていくではありませんか!

こちらは「屋台仕込みラーメン」。まずはスープを一口。。。わー、結構トンコツ感が強いですね。最近はトンコツ臭を抑えたラーメンが多いだけに、なかなか強烈なジャブをもらいました。麺は久留米らしく中太麺の柔らかめスープとの相性も良いです。チャーシューは香ばしく、トロみもいい感じに出てて美味しいです。ねぎ、きくらげ、のりなど、このバランスが久留米らしいラーメンと思います。そして、表面に浮いた茶色い物体。これは一体?グーグル先生に聴いてみたところ「カリカリ」だそうです。
あぁ、なんだカリカリか―――
じゃなくて、豚の油を揚げたもの。それが「カリカリ」(o゚ェ゚o)エヘン
大砲ラーメンと兄弟の証だそうです。

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