店内もラーメン屋らしからぬ空間。入って左手にカウンター右手に座敷と、どちらかというとお寿司屋さん?と思ったら壁にこんなイラストが。『昭和十二年十月「四方平」は屋台のすしやから始めました。朝五時半に起きて下関まで行って魚を仕入れ、仮眠をとって午後四時から飯を炊き、魚をこしらえ、屋台に準備して九時ごろから十二時ごろまで店を開け一ケ五銭の”にぎり”を四升から五升握りました。造兵廠工員さん達が夜勤帰りに立ち寄ってくれました。暑い日 寒い日 雨の日 風の日 毎日これの連続でしたが苦しいとも思いませんでした。「兄さん、おいしかった!」の言葉が嬉しかった。』
その他にも小倉の街並みを歴史とともに振り返る思い出の写真たちが壁に貼ってあります。
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調味料はごま、コショウ、紅ショウガ。
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お昼のお得なセットメニュー。さすが元お寿司屋さんだけあってラーメンと細巻きのセットや上にぎりのセットなど変わってます。それにしてもラーメンセットはラーメンに細巻きがついて650円ってコスパ高過ぎやろ!?あと昼からにぎりセットやさしみセットで一杯というのもオツやねぇぇ。多分、その下に書いてある「お酒のおともに」は絶対頼むと思う。夕刻とか関係なかけん出せっていうと思う。
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―――結局、ラーメンと細巻き1本、餃子5個で構成されるトリプルセット(850円)を注文しました。細巻きはこんな感じ。鉄火巻きです。申し訳なさげに添えられたガリが可愛らしく感じます。
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やっぱ小倉といえば餃子!ここの餃子はでかいし皮も厚くモッチモチ!でも餡の方は控えめで優しい感じでした。
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そして注目のラーメン。とんこつかと思いきや鶏ガラスープ。でもしっかりとしたダシが出ていてなかなか濃厚。麺の硬さは訊かれませんでしたがやや硬めの中細麺。鶏ガラスープとの相性抜群です。具はチャーシュー×2枚にキクラゲとモヤシとネギ。単品450円のラーメンにしてはかなり立派。小倉駅から少し離れてますが、一度は行っときたいそんなラーメン屋の一つではあります。
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