八仙閣 本店

[ M a p ]
職場周辺で中華と言えば台北なボクですが、案外近くに八仙閣の本店があります。いつの間にか綺麗に建て直されて小洒落た感じのビルになってますが、八仙閣と言えば結婚披露宴などでも使われるくらい高級中華で有名ですが、ランチタイムはリーズナブルな料金でボリュームのある絶品中華が堪能できると聞いてやってきました。しかし、1Fロビーに入るなり「いらっしゃいませ。御待ち合わせでございますか?」と和服の女将のような方に声を掛けられビビりましたw;どうやらランチタイムを少し外したため食事ではないと思われた模様。「ランチの会場は4階でございます」とエレベータのボタンを押してもらい扉が閉まるまでお辞儀して頂いて、こちらこそ恐縮です。。

さすが披露宴で使われるだけあって待合室の調度品も立派。周りは大手の役員クラスの年輩の方が商談してたり、貴婦人の方がまったりと世間話に華を咲かせてます。いやー、完全に場違いなおいさんです。

テーブル席が余裕のある感覚で配備された部屋に通されました。ランチタイムをだいぶ過ぎてたのですが、役員らしきおじさん2人が何やらヒソヒソ商談している円卓に相席となりました。円卓には醤油とソースと塩コショウでしょうか?小物も高そうですね。お茶はジャスミン茶のようなウーロン茶のような、とにかく貴婦人が飲んでそうな美味しいお茶でした。

さて、渡されたメニューを確認すると単品ものだと880円から、セットだと950円からとなかなかのお値段。でももともと高いイメージがあったからか、なるほどリーズナブルと思いました。また、コーヒーとデザートも付くことを考えれば安いかもしれんです。ただ、いろいろ選べ過ぎて悩んでしまうのがいけません><

いろいろ悩んで結局、選べるタンメンとチャーハンセット(1000円)にしました。タンメンは五目湯麺です。どちらもハーフサイズより少し多め位のボリュームがあります。青梗菜が目に鮮やかな五目湯麺、先ずはスープを一口。。おお、澄み切ってる。一見濃い目味付けかと思いきや上品な濃さですね。麺の方はいわゆるツルッとした玉子麺ではなく少しざらつきを残したコシのある麺です。ややカタ麺に仕上がってて噛みごたえがありますね。具は青梗菜、筍、袋茸、人参、イカなど。あと好みでネギとザーサイの細切れを投入します。ボクは全部投入です。チャーハンの方はどうでしょう。こちらはパラッと仕上がって油っぽくなく少し濃いめの味付けです。少し量が多いですが油っ気があまりないからか、箸休めに漬物をつまみながら全然イケてしまいます。デザートは杏仁豆腐ですがミルクプリンかっていうくらいクセが無くミルクっぽい。ちょこんと乗ったイチゴが高級感を演出してます。

給仕さんが沢山いるからか食べ終わった膳はすぐに下げてくれてコーヒーを持ってきてくれます。コーヒーは残念ながらチョット時間が経ってて苦かったです。しかし、味と量、そしてこの雰囲気。札一枚出すだけの価値はあると思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です