[ M a p ] 最近、博多駅周辺はよく来る事もあって、お昼を駅前でなんてことも多々あります。この日もお昼時を随分回った辺りで、ここで食べとかんと食べるヒマねーな、ってな状態だったこともあって、ビルの一角の怪しげな看板が目に入っても、躊躇することなく店内へ―――。 とは言ってもそこは地下一階。やや昭和の香りの残る地下の商店街の入口近くに、ここ「山王飯店」はありました。店内のお客さんは、以前の常連さんらしく、数年前から東京へ転勤になって、久しぶりに博多駅に来たので寄ったような会話をされていました。ここは常連さんも多そうです。何と言ってもこの大衆中華食堂の王道のような店内。決してキレイとは呼べませんが、だからこそ滲み出る味というか雰囲気と言うか、、、油の染み付いた壁や床。壁に取り付けられた本棚に雑誌や漫画。店の隅にはこれから使われるであろう食材。テーブルの一角には仕込み中の料理。エアコン口から吹きでる効き過ぎた冷気。中国映画にも出てきそうなくらいリアルな雰囲気を醸し出していると思うのはオラだけでしょうか?? |
さて、時間もあまりなかったのと、割と早く出てきたのと相まって、写真はこれだけです^^; (実は、その常連さんもちゃんぽんだった) まず見た目はこれまでのちゃんぽんとは違い、やや黒味がかった印象。また、具もキャベツ、もやし、豚肉、かまぼこと、比較的、種類少なめ・・・。でも、キャベツの甘みやシャキシャキ感がとても美味しい!んでもってスープはどうかというと、これまた変わった味。炒めた豚肉の油がスープに染みだして、香ばしさとコッテリ感がよく出ています。麺は太麺ですが、一般的な太麺よりも太い感じがしました。モチモチと弾力感があって、美味しかったです。 後日、ここによく来ると言う人に話を聞いたのですが、日替わり定食のボリュームはハンバないということと、やっぱり、ちゃんぽんも美味しい(つまり、なんでも美味しい)ということが判明。また機会があったら来てみようかな。 |